2024年10月13日「援奏にこにこコンサート」が本会仙台修道院で行われました。
これは、すすきだ音楽隊と言って読売日本交響楽団メンバー薄田真様と打楽器演奏者のすすきだ真樹様の二人が中心となり2013年4月より東北の震災で被害にあった方たちの心に演奏を通して希望をと仮説住宅集会所などで支援演奏会を行っているものです。
以前、薄田真さんのバイオリンと真樹さんのマリンバ演奏を聞いた姉妹がバイオリンの澄んだ音色とマリンバの奏でる音色に魅了され、この演奏が修道院で響いたらどんなに素晴らしいことだろうと薄田さんたちに持ちかけていた話が叶って行われたものです。
当日修道院のホールに40人以上の方達が集まり、バイオリンの名曲と言われる、
・美しきロスマリン(クライスラー)
・愛の挨拶(エドガー)
・ひばり(ディニーク)
・タイスの瞑想曲(マスネ)
などが、真樹さんのピアノ伴奏で演奏され、集まった人たちは吸い込まれていくように静かに聞き入っていました。
演奏の前に曲の説明をして下さり、より深く味わうことができました。最後は聖堂に移動しロザリオのソナタ パッサカリア(ビーバー)を聴かせていただきました。聖堂に流れる音色によって祈りに浸されました。心に響くすばらしい演奏会でした。終了後の皆様のお顔は、晴れやかな笑顔で心が満たされていることを感じました。
また、夕食後にはバイオリンとピアノで懐かしい曲や童謡、アニメソングなどを弾いてくださりそれに合わせて一緒に歌いました。一泊してお帰りになる直前、最後にアメージンググレイスを演奏してくださり、心に深く残る2日間でした。感謝!
アジア管区本部修道院
Copyright © Sisters of Charity of Ottawa. All Rights Reserved.