エリザベトの心に耳を傾ける
一枚の葉、一つの花、そして一つの植物を見るとき以上に
神の偉大さが私を貫く時はありません。
1868年
一枚の葉、一つの花を眺めていると、神のことばによって創造された植物の神秘を感じます。創立者エリザベトは次から次へと使命を遂行する最中で疲労を感じる時もあったでしょう。そんな時、ふと小さな植物に目が留まり、神のみ摂理を味わったのだろうなと想像します。創世記の天地創造の場面かな、それとも福音書の神の国の譬えかなと、思いを馳せています。
この一枚の小さな葉っぱが命を頂き、置かれた場で根っこの吸収した栄養分を受けて、全体の一部としてイキイキと生きている。陽光を受けてすべてと調和して生きている。
いのちの神秘…見えないところで生かし支えて下さっている神のみ摂理に感謝が湧いてきます。
「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きするうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実でできる。…。」
自然界の中で共に生きている私たちは、物言わない自然からその時々に応じて恵みをいただきます。新鮮な空気、喜び、癒し、美味しい食べ物、気づき…。神は私たちに必要なものをご存じで時に応じて与えてくださいます。
さあ、深呼吸して、自然の恵みをじっくり味わい、神様の愛のみわざを共に賛美いたしましょう。そしてホ~ッとしてみましょう。