オタワ愛徳修道女会
ホームページへのご感想

あなたへ

前のページへ戻る

あざみ野共同体の歩み~大きな言葉より小さな言葉を~

あざみ野共同体は現在4名。3名は7年ほど共に過ごしており、一名の姉妹は東北が長く、横浜に来て2年目を迎えています。

修道生活を望む人が、イエスとの出会いを深め、属する修道会を知っていく「修練期」を過ごす「養成共同体」でもあるこの修道院には、一人の有期誓願者が養成期間を過ごしています。


あざみ野共同体の歩み

イエスの足跡を辿りつつ、誓願という深い望みを、互いに生きていくことが修道生活の特徴と言えます。メンバーそれぞれの望みや抱えているむずかしさに違いがありますが、「しんどくて閉じそうになりながらも関わり続ける」ことを大切にしているのがこの共同体らしいところだと感じています。いろいろな事がありますが、「イエスに聴き続ける」姿勢を心に保っているかどうかがこの生活の鍵と言えるのではないでしょうか。静修という月一回自分自身の祈りの生活や働きをイエスと一緒に振り返る日の分かち合いなど、それぞれの語りを受け止めつつ、一緒に生活している者としての思いも伝え、それが照らしにもなります。「平和」や「正義」「平等」といった大きな言葉ではなく、「自分の安心できる場があるか」「弱さも大切に」「違いがあるのは当たり前」という小さな生きた言葉を使うことで、コミュニケーションを取っていこうとしています。


あざみ野共同体の歩み

共同生活のしんどさから家庭のようにぶつかり合う時があったり、不自由になったりする時がありますが、そこからまたイエスに助けられ、姉妹や関わる人たちの祈りに支えられ軌道修正しつつ、神と(支えを持たない)人たちに捧げられた生活に向かう成長途上の人たちの集まりがこの共同体なのだと思います。

あざみ野共同体の歩み



写真のように一緒に楽しいことをしたり、美しい景色を眺めるために小さな旅に出かけたり、祝うことの喜びを忘れないようにしつつ、一日々を過ごしています。

毎週土曜日、15時30分から礼拝と、レクチオ・ディヴィナを聖堂にて行っています。興味のある方は、どうぞご連絡ください。



前のページへ戻る

アジア管区本部修道院
Copyright © Sisters of Charity of Ottawa. All Rights Reserved.