オタワ愛徳修道女会
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「創立者・カリスマ・今の私たち」についていろいろ語り合う①

K:まず静修(*月一回、神との親しい祈りに集中する一日。奉献生活に欠かせない神との絆を振り返るで祈りの時)、気づいた「本会でこれはなくしてはならないものは何か」について、分かち合いましょうか。いかがですか?

I:創立の精神は、シンプルにフランシスコ教皇が言うように「野戦病院のようにリミットなしに受け入れる。癒すに尽きる。これがあったからオタワ愛徳修道女会に出会った。オタワのシスターたちがニーズに即して動いていた。だから疲れて病んでいる人をオタワ修道院に連れてこられた。リミットなしに受け入れる。それが「野戦病院」。全員に余裕がある時はない。その時々、オープンな人が受け入れる。それを周りも受け入れる。それで良い。創立者もそれを生きた。
エリザベット・ブルイエールは、本を読むほどに、ひたすら必要なことを始めた姿が特徴。まさにバイタウンの「野戦病院」だった。最初に修道院を始めるというより、自分たちが常に人々の必要を優先して動き、それが修道院という形になった。

U:全体的に黙想したのは、S.C.O.(オタワ愛徳修道女会)の霊性とカリスマ。霊性を祈った。三位一体の霊性。イエスという道、聖霊の働きのもとに聖母マリアと共に御父に向かう。マリア様の取次でイエスと共に御父に向かうことがオタワ愛徳修道女会の霊性、そのことを再確認できた。会固有の召命「コンパッション」は創立者に与えられ、会員の中に流れている、それを持った人たちが会に集まってきている。
今の時代に会員一人ひとりが置かれている場で、出会う一人ひとりを大切に注意深く関わっていく。私たちの会は事業を持たない。いろいろなところに派遣されているところで、それを生きることで、私たちを必要とする人たちとつながっていく。

E:いのちの道(会憲)2項 本会固有の使命「会のカリスマを生きようとする私たちは、教会と世界の必要に応じ、教育の使命と貧しい人々への奉仕によって、おん父のいつくしみを表そうと決意します。」が会でなくしてはいけないものだと感じる。

K:困窮している「その人」のために何ができるか考え、創造的に動く。それが別の言葉でいう「貧しい人への愛」。会として無くしてはならない「いのち」。そのように他者の必要に応じるのが本来の教会、修道会。「動く」状態。人の幸いのために動く=働く=神さまのみ旨が第一。創立者たちは絶えず「あなた」に向かっていった。

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