オタワ愛徳修道女会
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私 の 使 命

 使徒職の現場で、関わる同じ高齢者の皆様(私も高齢者)と「老いることの意味、老いて生きることの意味」を共に考え、 祈り、分かち合うことに今の私の使命を感じます。 ご自分から入りたくて、高齢者施設に入って来られるご利用者様はまずいないと思います。皆様にとって自分の家、家族が一番であることは確かです。 家族からも離れ、単に介護を受けるために入所(物理的場所の移動)することは一つの大きな喪失です。 社会との一種の断絶であり、役割の喪失でもあります。身体的に病を持ち、機能の低下も見られます。 環境の変化で気力、精神力も落ちていく中で、大事なのは最後まで人間として生きるということです。 オギャーと生れ出てから自分の人生を生きてきたわけです。

私の使命  その最終盤を迎えるにあたって、「老いる意味、老いて生きる意味という老いの霊性」があることに気づき、 それを深めて生きるという恵まれた期間に、一世一代の大仕事(大掃除)を果たすことができればこれ以上のことはないと思うのです。 積極的に意欲的に自己の人生の振り返りをしながら祈りのうちに神の助けをいただいて一緒にそれをし、 いのちの与え主である方の元に帰る準備ができたらどんなに素晴らしいことかと思います。 仮にそれが遅々として進まなくとも実行し続けていくことがわたしの使命と、今はそう心得ています。
中林 信子


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